PMA-50の後継機PMA-60が大人気で在庫切れ!
大人気で品薄状態が多かったDENONのDAC内蔵アンプPMA-50の後継機PMA-60が発売されています!
そのPMA-60ですが、2017年秋に発売されてからすぐに人気機種となり、すでに在庫切れが出ているようです・・・。
さて、PMA-60のPMA-50からの大きな変更点は以下です。
- DDFAモジュールがCSRA6600+CSRA6601から新世代のCSRA6602へ
- USB DAC機能がDSD 11.2MHz、PCM 384kHz/32bitに対応(USB入力)
それでは比較表でPMA-50とPMA-60の違いを見ていきたいと思います。
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筐体が同じなので入力/出力の端子などに変更はありません。デジタルアンプのいい点である小型の筐体の中に各種コンポーネントをつめたコンパクトな筐体です。
PC等からのUSB入力、CDプレーヤーやゲーム機などからの光/同軸デジタル入力、Bluetooth入力及びアナログ入力(RCA)の6系統の入力に対応しており、デジタル音源を楽しむための多彩な入力仕様は前作から変わっておりません。
さて、筐体が変わっていないので全く同じ機種に見えますが音質面ではかなり向上しているようです。
デジタル音源の入力からアナログ出力までこのアンプの肝となるクアルコム社のDDFAモジュールがCSRA6600+CSRA6601の2チップ構成だったものが新世代のCSRA6602だけの1チップ構成になったことにより高音質化するための回路構成をとりやすくなったことも関連しているようです。
特にPMA-50で若干不評だったヘッドホン接続時の音質が良くなっているとの声がレビューでも結構あり、PMA-50からの買い替えユーザが満足したというレビューもありました。こちらは、出力段のオペアンプの変更及びバッファアンプ部のディスクリート化をしているようです。(MJ誌の信号系統ブロック図を見ていて気が付いたのですが、ヘッドホン出力用にDDFAモジュールからのデジタル信号をPCM5142でアナログ変換しているようです。このDACチップはヘッドホン出力とサブウーファー用に専用で設けられているようです。その辺もヘッドホンでの聴感向上にも役立っていると思われます。)
このPMA-60ですが、現状、5万円台前半が最安値で推移していますが、在庫切れが数多く発生しているようです。
最新の価格情報と在庫状況につきましては下の表に楽天、Yahoo!、Amazonでの価格情報へのリンクを載せておきますのでそちらをご確認ください!。18/2月に再入荷予定としているところが多いのですが未定のところもあります。早めにほしい方は予約をされるのが確実だと思います。
▼▼PMA-60の価格・在庫情報はコチラ▼▼
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小型で人気のPMA-50,TEAC AI-301,Olasonic NANO-UA1a比較
デジタル音源をスピーカでもヘッドホンでも楽しみたいという方には、DAC機能内蔵のプリメインアンプという選択肢があります。
その中で人気の定番機種と言えば、以下の3機種になると思います。
●DENON PMA-50
●TEAC AI-301
●Olasonic NANO-UA1a
3機種とも小ぶりな筐体にアンプ機能とDAC機能の両方を持つ機種で、スピーカーやPCと組み合わせるだけでシンプルなオーディオ環境を組み上げることができます。
以下がスペックの比較表です。
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最新技術とブランドなら注目のDDFA方式を採用したDENON PMA-50、リーズナブルな価格とのバランスならTEAC AI-301、そしてCDケース2枚分しかない小ささで機器の存在を意識することなく音楽に没頭するならOlasonic NANO-UA1aが選択肢でしょうか(NANO-UA1aは大手家電店で見た時はあまりの小ささに驚きました)。
DENON PMA-50は在庫不足になりがちだった程人気でしたが、今は5万円程度で推移しています。TEAC AI-301は価格がこなれており、3万円台が最安値となっております。
比較表の最後の3行がネットショップでの価格情報へのリンクとなっております。興味がある機種がありましたら、上記のリンクから最新の価格情報をご確認ください。
■PM7005,A-50DA,A-S801:DAC内蔵アンプ(フルサイズタイプ)比較
DAC機能内蔵のフルサイズのプリメインアンプで人気のmarantz PM7005,Pioneer A-50DA,Yamaha AーS801です!。
まずは外観からです。
●marantz PM7005
●Pioneer A-50DA
●Yamaha A-S801
以下に概略スペックの比較表を載せます。
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上記の表を見ますと、DSDで11.2MHz、PCM音源384kHzの両方に対応しているのはPioneer A-50DAだけです。ただ、DSDはファイルサイズも大きく、PCMのハイレゾ音源で十分という方や、DSD5.6MHz対応まででOKという方はPM7005やA-S801という選択肢もあると思います。
スピーカーとのバイワイヤリング接続をされたい方は、スピーカー出力が2系統あるA-50DAかA-S801ですね。
また、この3機種の中ではA-50DAだけがアンプ部がデジタルアンプなので消費電力が3機種の中で一番小さいという特徴もあります。消費電力が小さいということは発熱にも悩まされにくいということなので置き場所が限定される方にはお勧めです。
でも、アンプ部はやはり「アナログ構成がいい!」という方はP7005かA-S801が選択肢です。
レビューを確認してもアンプ部に不満のある方はほとんどいませんでした。
ちなみに参考ですが、'16/10月初旬の時点での価格comのプリメインアンプ部での売れ筋ランキングは以下でした。
・11位:Yamaha A-S801
・23位:marantz PM7005
・39位:Pioneer A-50DA
音質面ですが、これはその人の好みで決まってくる部分がありますので試聴して決めてもらいたいと思いますがマランツ、パイオニア、ヤマハでいわれている傾向は以下だと思います。
・marantz :色があり華やかな印象。Jazz,クラッシックが得意。
・Pioneer :原音忠実、硬質、剛性感が強い。ロック、Jazz向け。
・YAMAHA:爽やかで澄んだ音いわゆるYAMAHAサウンド。軽く感じる人もいる。ポップス等。
さて、価格面ですが、marantz 7005とYamaha A-S801の最安値は7万円を切る程度で、Pionner A-50DAは約8万円台を切る価格帯で推移しています。最新の価格情報については、スペック表の下3列のリンクからご確認ください。
DAC機能はデジタル部分なのでスペック的に古くなるスピードが速いので、DACとアンプはセパレートがいいという考え方もあると思いますが、DACと一緒にアンプの買い替えも検討している方には、ラックをすっきりまとめることができるDAC機能内蔵アンプはいい選択肢だと思います。どの機種もライン出力を備えていますのでDAC部だけを利用し、ヘッドホンアンプを外付けするという使い方もできると思います。
また、入力端子が豊富ですのでプリメインアンプ部は長く使えると思います。
(2016/10/24追記:旧機種のPioneer A-70からA-50DA変更し記事を修正しています。Pioneer A-70DAは他2機種に比べてワンランク上の価格帯となっており、A-70DAではなく価格帯の近いA-50DAとの比較記事としました。別途、A-70DAとA-50DAの比較記事も書きたいと思います。)
■YAMAHA A-U671とDENON PMA-50のスペック比較!
YAMAHAからDAC機能内蔵のコンパクトなプリメインアンプA-U671が発売されました!。DACチップにはESS社のES9010K2Mを採用しており、DSD5.6MH,PCM384kHz/32bitの再生に対応しています。
カテゴリーが似ているDAC内蔵機能でコンパクトなプリメインアンプのDENON PMA-50、TEAC AI-301とスペック等を比較してみたいと思います。
まずは外観から。
●YAMAHA A-U671
●DENON PMA-50
●TEAC AI-301
以下にスペック比較表を載せます。
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YAMAHA A-U671はYAMAHAらしいスタイリッシュさが特徴ですが、デジタル入力はUSBが1系統とアナログ入力も1系統という割り切った設計です。この辺は同社のネットワークCDプレーヤーのCD-NT670を組み合わせることを想定しているだと思います。
対して、DENON PMA-50やTEAC AI-301はBluetoothインターフェースも内蔵しており、気軽にiPhone等との接続が可能です。
YAMAHAらしいスタイリッシュさを求めるならA-U671、同軸/光入力やBluetooht等の機能が必要ならPMA-50やAI-301でしょうか。
さて、価格情報ですが最安値はA-U671とPMA-50が5万程度、AI-301が4万円台前半で推移しています。
最新の価格情報につきましては上記のスペック表に楽天、Yahoo!、Amazonでの価格情報へのリンクを載せておきますのでそちらをご確認ください。
■DSD11.2MHz対応!:marantz HD-AMP1
marantzはDSD11.2MHzまで対応するDAC内蔵プリメインアンプHD-AMP1を発売しています!。このHD-AMP1外観はDAC内蔵ヘッドホンアンプのHD-DAC1とそっくりですがDACチップに同社初のESS社製を用いているのとClass Dパワーアンプでスピーカー出力もある点が大きく異なっています。 marantzはDAC内蔵のプリメインアンプとしてPM7005も出しておりますので、HD-AMP1、HD-DAC1及びPM7005のスペック比較等をしてみたいと思います。
まずは外観からです。
●HD-AMP1
●HD-DAC1
●PM7005
以下にスペック比較表を載せます。
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HD-AMP1はmarantzで初めてESS社製を採用したのがポイントの一つとなると思います。チップはES9010K2Mで、YAMAHAのプリメインアンプA-S801にも搭載されています。
HD-DAC1やPM7005がDSD5.6MHz/PCM 192kHz/24bit対応だったのに対してHD-AMP1はDSD11.2MHz/PCM 384kHz/32bitまでとスペックアップしています。
フロントのUSB TypeA端子にUSBメモリを挿しての再生でもHD-DAC1ではMP3 / WMA / AAC / WAVのフォーマットで48kHz/16bitまでの対応だったのに対してDSD 5.6MHz、PCM 192kHz/24bitまでの再生が可能で、PCMはWAV/FLAC/Apple Lossless/AIFF/MP3/WMA/AACに対応し対応フォーマットも広がっています。これはPCレスでのハイレゾ音源の再生にいいですね。
HD-DAC1の最安値が7万円台中盤でプラス4万円程度で再生フォーマットが広がりスピーカーアンプも内蔵していることを考えるとHD-AMP1はなかなかお得でコストパフォーマンスが高いといえるのではないでしょうか。DSD5.6MHz,PCM192kHzまでの対応でOKでスピーカーアンプ機能が必要な方は最安値が7万円程度のPM7005という選択肢もあると思います。ただしPM7005はTypeAのUSB端子がないのでUSBメモリからの再生等には対応していません。
最新の価格情報につきましては上記のスペック表に楽天、Yahoo!、Amazonでの価格情報へのリンクを載せておきますのでそちらをご確認ください。